SFV:是空戦のセリフ一覧

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是空のセリフ一覧


↑ストライダー飛竜です←

れっつぱーりぃと洒落込むかの。

はじめに


どうも、今年は2回も公式配信に乗ってしまったヴェントです
いつ何時どうなっても良いように、もっと見た目を磨く努力を日頃からしようと思いました(( ゚Д゚))

さて、今回は私の使用キャラ:是空お爺ちゃんの勝敗セリフを纏めてみました
勝敗時のセリフは各キャラがお互いにどう思っているかが濃く出たり、何かと個性が際立つのでじっくり見てみると面白いかと(*`ω´*)

  • 2019.12.16:ギル戦の勝敗時セリフを追加しました
  • 2020.02.15:セス戦の勝敗時セリフを追加しました
  • 2021.02.24:ダン戦の勝敗時セリフを追加しました
  • 2021.04.19:ローズ戦の勝敗時セリフを追加しました
  • 2021.05.31:ファン戦、ルシア戦のセリフの元ネタ(候補含む)追加しました
  • 2021.08.16:オロ・あきら戦のセリフを追加しました
  • 2021.11.29:ルーク戦のセリフを追加しました

汎用

  1. 花は半開、酒は微酔よ……。
    中国の古典『菜根譚』の一節
    「花看半開、酒飲微酔」が元ネタか
    意味は「物事は完璧でない方が、むしろ価値がある」
    つまり未熟者の私には価値が…(ないです)
  2. 数多きは勝ち、少なきは勝たず……。
    孫子の兵法の一節で名言ともされている「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」が元ネタか
    意味は「勝利の条件が多い方は実戦でも勝利するし、勝利の条件が少ない方は、実戦でも敗北する」
    疾駆けと雀羅のジャンケンが通ればきっと勝ちます←
  3. 人生ただ百年、この日最も過ごし易し……。
    中国の古典『菜根譚』の一節
    「人生只百年、此日最易過」が元ネタか
    意味は「人生はせいぜい百年で、月日はどんどん過ぎてゆく」
    無駄に過ごさず頑張りましょうという感じでしょうか、なんだろう、耳が痛い←
  4. 小壮の時に当たりては、衰老の辛酸を思うべし……。
    中国の古典『菜根譚』の一節
    「当少壮之時、須念衰老的辛酸」が元ネタか
    意味は「若く元気な時には年老いて衰えた人の辛さを思いやること」
    常に先に備えたり、相手の身になって考えたりしましょう…って感じかな
  5. 酒は冽を求めず、而して樽もまた空しからず……。
    中国の古典『菜根譚』の一節
    「酒不求冽而樽亦不空」が元ネタか
    意味は「酒は極上品を求めなければ、酒樽が空になることはない」とのこと

初期キャラ

vs リュウ

勝利時
事上にあって磨くべし、か…。

中国の古典『伝習録』の一節
「人須磨在事上」が元ネタか
意味は「自分を磨く方法は優れた先達の教えに耳を傾けることだが、実践の中で磨かれてこそ、本物になるだろう」とのこと
剛拳爺ちゃんに学び、日々猛者との戦いに身を置くリュウさんにピッタリな言葉ではなかろうか

敗北時
長く続いた流派の技には
さすがに奥深いものがあるな。

何か納得されたようです

vs 春麗

春麗戦ではお互いに中国の詩『勧酒』を引用したセリフを言い合う
勝利時
花ひらいて風雨多し、か…
敗北時
人、生きては別離たる、かしら?

「花発多風雨 人生足別離」
意味は「花が咲くと、雨が降ったり風が吹いたりするものだ 人生に別離はつきものだよ」
この漢詩については井伏鱒二先生の『ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ』という訳が妙訳として名高い

是空のセリフに春麗が応える形となっていてとてもお気に入り(*´ω`)
この2人で軽く一杯交わして欲しいですね

vs ナッシュ

勝利時
未だ生を知らず、いずくんぞ死をや、か…。

孔子の論語「未知生、焉知死」が元ネタか
意味は「死よりも生に関することが大切である」とのこと
「まだ生についてよくわかっていないのに、どうして死のことが分かるものか」ということなんだろうけど、ナッシュさんは蘇ってるからより一層訳の分からない状態である( ˘ω˘ )?

敗北時
雇われ者か?
私の敵には回らぬことだ。

新しい組織立ち上げて営業活動に勤しんでたからね、是空お爺ちゃん…

vs ベガ

勝利時
善将たるは、愛と威をもつ、か…。

秦の時代の兵法書に「善将者愛与威而己」という一節があるようです
意味は「立派なリーダーになるためには、”愛“と”威“の二つの条件さえあれば、それで十分なのだ」とのこと

ベガ様の愛…
リーダー自ら素敵な笑顔でアットホームな職場なのかも

敗北時
所詮は目くらまし、小賢しいわ!

VT1でワープしまくる人に言われちゃったよぉ(´;ω;`)

vs キャミィ

勝利時
麻の中の蓬、自ずから直し、か…。

中国の古典『筍子』で「蓬、麻の中に生ずれば、扶けざれども自ら直し」というのがありました、語順違うけどこれが元ネタかな
意味は「茎が曲がりくねっているヨモギでも、天に向かって真っすぐ成長する麻の中にあれば、自然と真っすぐに伸びていく」とのこと

かつてベガの親衛隊であったキャミィだけど、善き人(春麗やガイル)の傍に居れば、心も行いも真っ直ぐになるということでしょうか

敗北時
忍術か……。トリッキーだが
対応できない動きじゃない。

スペイン忍術はボロクソに言うが、此方はややマシのようだ

vs バーディー

勝利時
飽食終日、心を用うる所なきは難し、か…。

孔子先生のお言葉「飽食終日。無所用心。難矣哉。」
意味は「食べてばかりいて、頭を使わないのは、困ったものだな」とのこと

「暇つぶしの勝負事でも、何もしないよりはマシ」と続くのですが、まぁストリートファイターやってるからセーフということで…

敗北時
忍者のメシって、何か薬みたいなヤツだろ?
マズそうだな……。

忍びは粗食に耐える… みたいなことをガイも言っていましたね
(SF4、ハカン戦でのセリフ)
その割に是空の大好物がポテチなんですがコレ如何に←

vs ケン

勝利時
担は大ならん、心は小ならん……。

中国の古典『旧唐書』の「胆大心小」が元ネタか
辞書で引くと「大胆でことに動ぜず、しかも細心であるべきこと」と出てくる
大胆でありながら繊細な心配りもできるケンにピッタリである

敗北時
忍術か…
攻め筋が変わるのは、面白いな。

老と若で立ち回り変わるからね(◦ω・)←ほぼ若しか使えない人

vs ネカリ

勝利時
有の起こるは皆滅にあり、か…

中唐の詩人である白居易の『觀幻』の一節、「有起皆因滅」が元ネタか
意味は「皆なすべて、滅・涅槃・死ぬということに起因している」

敗北時
老いて熟したる技わざ
その時ごと喰らうらうらう。

じっくり煮込んだデミグラスソースみたいな言い方するんじゃない!←

vs バルログ

勝利時
嗜欲、猛火の如し、か……。

中国の古典『菜根譚』の一節
「嗜欲如猛火」が元ネタか
意味は「上級階級の集まる場所で育った人間は、欲望が猛火のようである」とのこと

更に「少しでも冷静な気持ちを醸成しないと、自分で自分を滅ぼしてしまう」と続くので、『美』に囚われてしまったバルログの行く末を暗示しているとも言える
(奇声を上げながら金網にガニ股でしがみつく美とは一体…)

敗北時
伝統ある流派だと期待したが……
術に優美さが足らんな。

お前は忍者を何だと思っているんだ←
とはいえ、基本的にセリフが酷いバルログですが、是空のことを貶す発言は無いので、最低限のバルログの要求はクリアしているようです

…というか、男性キャラの中で最もセリフがマシかも←
同率首位はダルシム戦、他は全員見下している

vs R.ミカ

勝利時
いずくんぞ来者の今にしかざるを知らんや、か…。

孔子の論語「焉知來者之不如今也」が元ネタか
意味は「若者を侮ってはならない。彼らには君たちよりも優秀になる可能性があるからだ」とのこと
まだ若いミカ(とナデシコ)に可能性を見出しているようだ

なおこの文章には続きがあって「しかし40歳や50歳になっても名声を得られないとするならば、彼らにはもはや見込みが無い」となっている
なかなか辛辣である←

敗北時
はー、忍術ってのも、流派で
いろいろあるッスね、勉強になりました!

ミカは先人を敬い学ぶ姿勢を忘れないところが好きです
ザンギだけ別格で神格化してるところも高評価←

vs ラシード

勝利時
富みて驕ることなきは易し、か…。

孔子の論語が元ネタか
意味は「生活が苦しいとき、運命や社会を恨まないでいるのは難しい。しかし、金持ちだと、驕り高ぶることを抑えるのは、(比較的には)たやすい」とのこと
金持ち喧嘩せず!

敗北時
えー?若返りの術?
すげー!動画撮って上げていい?

目を輝かせてスマホを取り出すラシードが目に浮かびます

是空にはキチンと確認を取っていますが、Gやルシアに関しては勝手に撮影していた模様
目上の人には敬意を払うけど同年代ぐらいにはフランクすぎる…ってところでしょうか
Gは明らか年上だけど胡散臭さMaxなので舐めてそう(偏見Max←)

vs かりん

勝利時
寛にして畏れられ、巖にして愛せらる、か…。

孔子の論語「寛而見畏、厳而見愛」が元ネタか
意味は「寛容でありながら畏れられ、厳しくありながら愛されるリーダーとしての理想像」とのこと
飴と鞭を上手く使い分けて居そうなかりんお嬢様は案外リーダーとして理想的なのかもしれない(バーディーから否定の声が聞こえて来そう←)

敗北時
ひととおりの技はみせてもらいました。
営業活動、ごくろうさま。

後のスポンサーである←

それにしても、是空のストーリーにてかりんは契約を結んだわけですが「何でも言うことを聴く権利」みたいな内容だったわけですよ←
負けない自信があったんでしょうが、これは薄い本が捗る

vs ザンギエフ

勝利時
豪放磊落。これ二等の資質、か…。

中国の古典『呻吟語』の一節、「磊落豪雄(らいらくごうゆう)なるは、是れ第二等の資質なり」が元ネタか
「豪放磊落、つまり小さいことにはこだわらない器量がある性格はリーダーに要求される素質の中では2番目である」ということか

ザンギはロシア大統領と親交がある設定だったハズなので、彼を一等の素質を持つ者とするならば、ザンギはそれを支える素質があると解釈出来るだろうか

ちなみに一等の資質は深沈厚重、深くものを考えられる性格であり、聡明才弁(頭がよくて口も達者)は三等の資質であるとされている

敗北時
ニンジュツ、面白い!
次はパワー系の技も頼むぞ。

パワー系…
倍化の術や土遁系ならウケるかな…←

vs ララ

勝利時
花の艶なる処は、目を高らんこと要す、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「花濃柳艶処、要着得眼高」が元ネタか
意味は「花の色が鮮やかで、柳が艶やかな場所では、視線を上げる必要がある」
キレイなバラにはトゲがある、人生には危険がつきものだからリスク管理をちゃんとしようね、ということだそうです
ララの胸とかに目を向けているとコマ投げ喰らうから気を付けようね←

敗北時
若返らなくても、じいちゃんで
充分セクシーだと思うよ、あはは!

イケメンだからね!!!!!!!!!!

vs ダルシム

勝利時
生まれながらにこれ知る者にあらず、か…。

孔子の論語「我非生而知之者」が元ネタか
意味は「生まれながらに物事を知っている者ではない」とのこと(孔子自身が己の事をこう語ったとか)

「好古、敏以求之者也」(昔の先人の学を好み、積極的に努力して探求した)と続くので、ダルシムは努力して今の悟りと、伸びる腕と、口から出る炎を会得したのだ、ということでしょうか←

敗北時
ふむ、いろんな技があるものだ。
世界は広いな。

肉体年齢を若返らせる忍術 VS
腕が伸びたり火を噴いたりするヨガ

ファイッ!

vs ファン

勝利時
蝮を愛すとて撫でればその毒を受けん、か…。

調べた結果、目ぼしい言葉は見つからず…(´;ω;`)トホホ
ただ、古事記を筆頭に蛇に関する民謡学と伝説がヒットしたので、もしかしたら此処にヒントが…(色んな古典を調べて疲れてしまったので長文読むのを断念した←)

2021.05.31追記
コメントにて情報頂きました!ありがとうございますm(_ _)m
中国の古典籍の1つ『呻吟語』から「愛?蝮而撫摩之、鮮不受其毒矣。」が元ネタか
どのサイトで見ても「愛」の文字の後が「?」だったので、そのまま引用させて貰いました
意味は「マムシを愛しているからといって撫でたりすれば、その毒を受けてしまうだろう」とのこと

「悪虎豹而搏之、鮮不受其噬矣。処小人、在不遠不近之間。」(虎や豹が嫌いだからといって殴りかかれば、噛まれてしまうだろう。小人の対処は、遠ざけず近づけずを心がけよ。)と続き、小人の対処について説いた一節です
ここでの「小人」とは誰を指すのでしょうか
おそらく「君子」の対義語の「小人(しょうじん)」であり、下劣・下賤な人物という意味だと思うのでベガ様のことを意味しているのでしょうか

敗北時
興味深い技デスね。
ちょっと調べてみましょうか……。

基本的に相手を抹殺するファンさんですが、是空の忍術には興味を持ったようです
ブランカの生態に驚いたりと、科学者としての知的好奇心もかなり高そうな印象です

S1

vs アレックス

勝利時
呑舟の魚は枝流に泳がず、か…。

中国の思想集『列子』から
意味は「舟をまるのみするほどの大魚は小さな川にはすまない。大人物はつまらない者と交わったりはしない、また、高遠な志を抱く者は、小事にはかかわらないことのたとえ」

つまりアレクは大物になる素質があると…

敗北時
それも忍術か。
面白い戦いもあるもんだな。

アレクは強いキャラには惹かれる印象があるのですが(Ex:豪鬼ちゃん、サガにゃん)是空お爺ちゃんも其方側の扱い

vs ガイル

勝利時
怨みに報ゆるに、徳を似てせよ、か……。

論語『憲問篇』より
意味「酷い目にあって怨みを抱くような相手であっても、仕返しをするのではなく、許しの心で、あたたかく接するべきである」

親友:ナッシュをシャドルーによって奪われたガイル
多くの罪を重ねるシャドルーに対しても、「仇は恩で報ぜよ」と是空お爺ちゃんは説きます
果たしてこの言葉がガイルの胸に届くのだろうか…

敗北時
なるほど、戦場に をくぐってきた技だが……
俺には一歩届かなかったか。

軍人として数多くの戦場を生き残ったガイル
その経験と誇りがあるようです

vs いぶき

勝利時
まことに日々新たに、また日に新たなり、か…。

中国の古典『四書五経』に記されている言葉
殷王朝を開いたとされる湯王、彼が洗面器に貼りつけていたとされるほどです
意味は「きょうの行いはきのうよりも新しくよくなり、
明日の行いはきょうよりも新しくよくなるように修養に心がけねばならない」

要するに「日々修行頑張ってね」という先輩忍者からの応援
(/・ω・)/ガンバレー

敗北時
若返りの術か……
マスターしとくと、後々便利かなあ。

覚えようと思えば修得できるんかい←

vs バイソン

勝利時
故なき獲は、すなわち人世の落とし穴、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「無故之獲、(非造物之釣餌)即人世之機妌」が元ネタか
意味は「わけもない授かり物は(造物者が人を釣りあげる餌でなければ)この人の世の落とし穴である」

簡単に落とし穴に落ちそうな獲物である

敗北時
老いぼれだろうが何だろうが
ぶん殴る時は躊躇しねぇ!

エド戦以外のセリフが酷いです
だから人望ないんだよ…←

vs ジュリ

勝利時
却って楽心に引かれて苦処にあり、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「却被楽心引在苦処」が元ネタか
意味は「その楽しもうとする余りに却って苦しい目にあう」

「道に達した人は意に沿わないことでも楽しみとするので、結局 苦しみの心が楽しいものにかわっている」と続くのですが、これつまりドM…←

敗北時
若いのでも、じじいでも何ンでもいいや
くたばってろ。

基本的に口と性格の悪いキャラは苦手です…

vs ユリアン

勝利時
君子にして不二なる者あらんか、か…。

孔子の論語「君子而不仁者有矣夫」が元ネタか
意味は「君子であっても仁でない人はあるだろうね」とのこと

敗北時
巫山戯た技を……
この下郎が!

ふざけた技を、と読みます
調べるまで知りませんでした←

S2

vs 豪鬼

勝利時
天地の道、極まれば返り、満つれば損す、か…。

中国の思想集『淮南子』の一節
「天地之道、極則反、盈則損」が元ネタか
意味は「頂点を極めても驕ることなく、いっそう慎重な処世が望まれる」とのこと
『拳』を極めた豪鬼ちゃんですが、慎ましさも必要だよ!ってことかな

なお「逆にどん底に落ち込んでもけっして落胆する必要はない。あせらず騒がず、力をたくわえながら、時を待つことだ」と続くそうです

敗北時
武神流、ここに絶えたか……。

絶えて無いよ!ガイが居るでしょ!!(´;ω;`)
豪鬼ちゃんったらウッカリさんなんだから… かわいい♡

vs コーリン

勝利時
念頭忌刻なるは、雪の陰に凝るがごとし、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「念頭忌刻的、如朔雪陰凝(万物遭之而死)」が元ネタか
意味は「残忍で冷酷な心の人は、北国の雪が万物を凍りつかせてしまうように(災いに遭遇すればみな枯れて死んでしまう)」

この前文が「念頭寛厚的、如春風煦育。万物遭之而生(気持ちがゆったりとして豊かな人は、春の風が万物に息吹を吹き込み育てるように、恩恵を受けると成長する)」なので、是空お爺ちゃんからも性格クソババアという認定をされていることになりますね、コーリンおばさん←

敗北時
じっくり体温を奪ってあげるわ。
ゆっくり眠ってね。

是空お爺ちゃんの称号に「寒いの苦手」があるのでヤメテください
ちなみに私は寒い方が好きです←

vs エド

勝利時
難に臨んでは逸れんとするなかれ、か…。

中国の古典『礼記』の一節
「臨難母苟免」が元ネタか
意味は「困難に直面したら、手段を選ばずに逃げようとしては行けない。」

ただ闇雲に立ち向かえ、という訳ではなく「臨機応変に対応しよう」という風に続くので、自身の運命がどれだけ過酷なものだとしても、目を逸らさず、かといって自棄にならずによく考えて立ち向かえ、というアドバイスでしょうか

この節には「義を傷らんが為なり」という注釈があり、その言葉はなんとファルケ戦でのお爺ちゃんのセリフでもあります、エモい←

敗北時
闘いの歴史より、闘いのセンスが勝負を決めた。
ただそれだけだ。

是空が登場するまでのメインキャラであったエド君
セリフが非常に全うなんですよね、ストVキャラにしては珍しく←

伝統よりも実戦、という認識なんでしょうか
ちなみに1番好きなのはアビゲイル戦のセリフです、メカやサイクロプスコス相手に言いたいセリフ←

vs アビゲイル

勝利時
暴虎憑河して死して悔いなき者、か…。

孔子の論語「暴虎憑河」が元ネタか
意味は「虎を素手で打ったり黄河を歩いて渡ったり、死んでも悔いないような者」とのこと

ちなみにこの文章、武勇に優れる弟子が別の子ばかりを可愛がる孔子に対してやきもちを焼いて「先生は誰と一緒に戦場で指揮を執りたいか」と尋ねられたところに言い放ったセリフで、「暴虎憑河みたいな人とは組みたく無いなぁ」と血気盛んな弟子を窘めたという話

無謀な勇は身を亡ぼす禍のもと、アビちゃんも社長なんだから程々にね

敗北時
この、忍術……?
見たことある気がするぜ……。

かつて滅ぼされてますからね、この忍術の使い手に
是空お爺ちゃんがアケモード「スト1」で使用可能なのは、時系列的にファイナルファイト軸に居たからでしょうね(クリア時、ガイからの手紙を是空が読んでいるイラストが見れます)

vs メナト

勝利時
遠慮なければ近憂あり、か…。

論語からの故事成語にありました
意味は「目先のことばかりにとらわれて遠い将来のことを考えずにいると、近い将来必ず心配事が起きるということ」とのこと

メナトやローズの占いは果たして…

敗北時
占いによれば……
新しいニンジャ組織の名前は、横文字がいいみたいですよ。

よし、すとらいだぁにするぞい!(*`ω´*)
…となったとか、ならなかったとか←

vs 是空(同キャラ戦)

勝利時
自ら厚くして、人薄く責むれば怨み遠し、か……。

論語の「躬自厚、而薄責於人、則遠怨矣」が元ネタか
意味は「人は自己を責めるときはきびしく、他人の過失を責めるときは寛大であれば、怨みを受けることが少ない」とのこと

ガイやマキに対してはどんな師匠だったのでしょうか

S3

vs さくら

勝利時
春日延ぶるに計なく、か…。

中国の詩『惜春』の「無計延春日」が元ネタか
意味は「春の日々を延ばすという方法は無い」

「何能駐少年」(どうして、若者で留まっておられようか)と続くので、大人へと成長していく中で様々な悩みや考えを抱くさくらを見てこの詩を思い出したのでしょうか

敗北時
びっ、くりしたー!
だって急におじいちゃんになるんだもん。

そういえばストーリーでも最初は若状態でいぶきに接していたなぁ…
まさか爺ちゃん、自分の容姿の良さを利用してる…?←

vs ブランカ

勝利時
深林、人知らず、か…。

中国の詩『竹里館』の「深林人不知」が元ネタか
意味は「奥深い林の趣は世間の人は誰も知らない」

「明月来相照」(明月だけが私の心の消息を知ってくれる)と続きます
どうやら悟りの境地について書かれた詩のようですが、ブランカは物理的に深林に居る羽目になったんだよなぁ…

敗北時
老いてオトロエたケモノは
静かに姿を消すのだ…。

是空爺ちゃんはケモノじゃないもん!!←

ただ、ブランカは割と本質的なことを言うんですよね
しかしGとほんでぃに変なこと教えられそうなんでダンとさくらが見張っててくれないと…

vs ファルケ

勝利時
これ、義を傷らんが為なり、か…。

エド戦でのお爺ちゃんのセリフ「難に臨んでは逸れんとするなかれ、か…。」
上述した通り、中国の古典『礼記』の一節
「臨難母苟免」の注釈として添えられた言葉のようです
意味は「逃げるのは『義』に反する行為だから、それはダメ」とのこと

エド戦のセリフと合わせて考えると

「どんな困難に直面しても、その時の情況に応じて、臨機応変に対処すればよい。だが、自分が正しいと信じたことは、おのずから別である。これでたじろぐようでは、人生の根幹にかかわってくるように思う。」

エドとファルケ、この2人の行く末はかなり険しい道だけど、逃げずに立ち向かえということなのでしょうか…

敗北時
目くらましね、怖くないわ。

ちなみに豪鬼ちゃんは怖いそうです、可愛いのに←
そしてブランカちゃん人形を押し付けられようとしています、エド助けてあげて←

vs コーディ

勝利時
潔き、自ずから汚れより出で、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「固知潔常自汚出」が元ネタか
意味は「潔いものは、いつでも汚れたものから生まれる」

英雄でありながら囚人まで堕ちたコーディーさん
そこから生まれた新たな光は、とても清く明るいものだということでしょうか…

敗北時
武神流…
またこんな形でお目にかかるとはな。

少し懐かしい気持ちになったのかな?

vs G

勝利時
色、これすなわち空なり、か…。

つまり『色即是空』
メチャクチャ噛み砕いて言うと「肉体というものの本当のすがたは無に等しい」
調べれば調べるほど頭が痛くなるぐらい難しい言葉なので是空お爺ちゃんに優しく教えてもらいたい…(:3_ヽ)_

敗北時
色即是空、色即是色。良い言葉だ、地球人民。
それは私のことだ。

なるほど、わからん←

vs サガット

勝利時
摩を降ろすもの、先ずもって自心を降ろせ、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「降魔者、先降自心」が元ネタか
意味は「魔性のものを降伏させようとするなら、まず自分の心にある魔性を降伏させなければならない」

殺意の波動に目覚めつつあるサガにゃんですが、その内なる衝動と立ち向かうには今一度、己と向き合う必要があるようです

…それにしても、是空お爺ちゃんは殺意の波動に気付いたのかな?

敗北時
奇な技よ、だが…
この隻眼すら欺けぬわ!

若返りは奇妙か?! …奇妙かな? 奇妙だわ←

S4

vs 影

勝利時
死して亡びざる者、いのちながし、か……

『老子-三十三章』の一節
「死而不亡者寿」が元ネタか
意味は「死んでもなお滅びないものこそ、いのちは長い」

死してなお滅びないものとは何なのか、念能力でしょうか←
肉体が無くても残るモノ、と解釈するならばSF界において『殺意の波動』こそが最もいのちの長いモノなのかもしれません…

敗北時
流派は死ぬ!オマエは死ぬ!
何もかもが途絶えるのだ!

影のセリフは何と言うか… 強い言葉を覚えた幼稚園児みたいな感じ←

vs ポイズン

勝利時
古酒、飲むべく、旧友、信ずべく、か……。

村松梢風の書「(古書可読) 古酒可飲 旧友可親」が元ネタでしょうか…
意味は「流行りばかりを好むのではなく、(長く読み続けられている古い書物を読むことは大事だよ)長く醸造された古いお酒を飲んでみなさい、美味しいから。昔からの友達を大切にしないさい」とのこと

新しい仲間を探すのも良いけど、古い友(ヒューゴー)を大切にね、というアドバイスかもしれませんね

敗北時
年寄りをひっぱたくのは、気が引けるね……
本当は、どっちなんだい?

良心と良識を持ち合わせているご様子
SF4ではガイやコーディーも誘っていたようですが、流石にお爺ちゃんは誘わないのかな?

vs E.本田

勝利時
散りてさくらと、わしゃ云われたい、か……

幕末に活躍した長州藩士・久坂玄瑞が歌ったと言われる「咲いて牡丹といわれるよりも 散りて桜といわれたい」が元ネタか

日本人は桜や花火が好きですよね
特に散り際の儚さに惹かれるようです
ちなみに私は線香花火が好きです(知らんがな)

敗北時
ご老体、見事な変わり身じゃ……
ま、わしは正面からぶつかるだけじゃがの!

是空は頭突きにロクな確反ない、という不具合を早く直してください←
ちなみにちゃんこ鍋好きだしお風呂も好きなのでほんでぃに甘えたい人生です

vs ルシア

勝利時
人の見ざるに受け、見ゆるに発す、か…。

元ネタが見付からず…(´;ω;`)トホホ
ただ、同時実装の二人が比較的新しい引用だったので、同じぐらいの年代から引用しているかもしれません

2021.05.31追記
確証は持てませんが元ネタ候補を見つけたので記しておきます
近代日本の小説家・武者小路実篤が残したとされる言葉「(天与の花を咲かす喜び 共に咲く喜び)人見るもよし 人見ざるもよし (我は咲くなり)」
意味は「(天から与えられた自分自身を咲かす喜び、他者と共に咲く喜び)人が自分を見ていても、見ていなくても構わない(私は私として咲きます)」とのこと

植物が人間の目を気にせず美しく咲き誇るように、自分も他者の目を気にせず自然のままに自分らしく生きていこう… という風に伝えています

おそらくコレだと思うんですが如何せん自信も情報も無い(:3_ヽ)_

敗北時
じいちゃんだか、兄さんだか知らんけど
ウチの市長に、いらんこと吹き込まんといてな。

知らない仲では無い是空とコーディー
市長がまた変なことをしないように可能性は潰しておきたいようです

vs ギル

勝利時
成の必ず敗るるを知る、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「知成之必敗」が元ネタか
意味は「出来上がったものは必ず壊れることをわきまえよ」

この菜根譚:後集62条では「物は必ず壊れるし、人は必ず死ぬ。そのことを理解していればモノに対しても長生きに対しても過度に求めることは無くなるだろう」的なことが書かれています(かなりザックリ)

管理人は3rd未プレイで詳しいストーリーなどは不勉強なのですが、『天帝』を自負するギル様に対しても「いずれは無くなる(亡くなる)」と評しているのでしょうか…

敗北時
生けるものはみな老い、衰え、死ぬ。
いつわることはできぬよ……。

ギル様も生命(長生き)に対する見解を述べています
忍術で肉体年齢を若返らせる是空ですが、ギル様は生命の理を偽ることは出来ないと言っているようです

是空もギル様もある意味時間を超越できそうな存在です
その2人が生命に関する概念は一致しているのに、そのセリフがお互いにも刺さっているのは、何というか… エモいですね!(語彙力がどっか行った)

vs セス

勝利時
木人、処々に碍あり、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「便是個木人、処処有碍」が元ネタか
意味は「機転が利かないと世渡りが出来ず、木偶(でく)人形のようになって、至るところで差し障りがでる」

この菜根譚:前集150項では「一人前の人間であるためには、少しは誠実な考え方が出来ないと、やること為すことすべてが偽りとなる。機転が利かないと世渡りが出来ず、木偶(でく)人形のようになって、至るところで差し障りがでる。」という風に訳すことが出来、端的に言ってしまえば「誠実で機転が利く人間だけが世の中を上手に生きていくことが出来る」≒「偉くなったからといって威張ってはいけない」的なことが書かれています(かなりザックリ)

他キャラのvsセス戦のセリフを見ても「人間とは」「ポンコツ」的な要素を含むモノが散見されていますが、是空も例に漏れなかったようです

不完全な起動となってしまったセス
果たしてこの先、どのような運命が待っているのか…

それにしても、そのキャラに合った故事をよく見付けてくるなぁっと感嘆せざるを得ませんね←
とんでもない文系人間が運営に居るのでしょうか…(゚Д゚;)ゴクリ

敗北時
ほう、面白い技だ。記録しておこう。

いやいや、ツインクロー(5MP < 5HP)は完全に双虎爪だし、2MPからTCに繋ぐのは完全に若是空です、本当にありがとうございました←?
あと、ツインクローがガイのTCのモーションにちょっと似てるんですよね…
セスの5MPがガイの5HPに似てるせいかな…

S5

vs ダン

勝利時
巧言令色鮮し仁、か…。

論語『学而』から
「子曰、巧言令色、鮮矣仁。」が元ネタか
意味は「言葉巧みで、人から好かれようと愛想を振りまく者には、誠実な人間が少なく、人として最も大事な徳である仁の心が欠けているものだということ。」

ダンは結構人情あると思っているんですが…
…誠実ではないか←

敗北時
忍術なんてのは、所詮目くらましよ。
サイキョー流を極めたオレには通じねぇ!

vs ローズ

勝利時
異行奇能は是れ世を渉る禍胎なり、か…。

中国の古典『菜根譚』の一節
「(陰謀怪習、)異行奇能、倶是渉世的禍胎」が元ネタか
意味は「(邪悪な陰謀や)奇異な能力は、ともに世の中における災いの原因である。」
その後は只一個庸徳庸行、便可以完混沌而召和平。(極めて平凡で道徳的な「善心」こそが、平和な世界を作れる)」と続くので、能力に胡坐をかいてはイケないということなんですかね( ˘ω˘ )

敗北時
見覚えのある技だわ……
そうか、あの人の……。

またローズが無茶をすれば”あの人”が助けに来てくれるよ!

vs オロ

勝利時
昔人、黄鶴に乗りて去り、か……。

崔顥が綴った漢詩『黄鶴楼』の一節
「昔人已乗黄鶴去」が元ネタか
意味は「伝説のある仙人は既に黄色い鶴に乗って飛び去ってしまった」
その後は此地空餘黄鶴楼、黄鶴一去不復返、白雲千載空悠悠(この地にはただ黄鶴楼だけが空しく残っている。あの黄色い鶴は飛び去ったきり、二度と戻ってはこない。ただ白い雲が、千年を隔てた今もどこまでも遠く漂っている。)」と続き、去ってしまった後の時の流れを綴っています

日本では「抜け雀」という落語が類似した内容となっているそうです
機会があれば聞いてみたいものです

敗北時
若返りか……、そんなことしなくても
ワシは年々強くなるからのー。

ジジイキャリアに差がありますね←

vs あきら

勝利時
朋有り遠方より来る、亦た楽しからずや、か……。

『論語』の一節
「有朋自遠方来、不亦楽乎」が元ネタか
意味は「同じ志をもつ友達が遠くからでもやってきて一緒に学ぶ。なんと楽しいことだろう。」
その前では学而時習之、不亦説乎。(師の教えてくれたことを学び、いつも繰り返して自分の身につける。なんと喜ばしいことだろう。)」とあるので、友との学生生活を満喫しているあきらにピッタリと言えるでしょう(*´ω`)

敗北時
わわっ! 若返った!
世の中にはいろいろな忍者がいるなあ……

まーた若い子の前で若返ってたな( ´・◡・`)

vs ルーク

勝利時
子弟は大人の胚胎、か……。

中国の古典『菜根譚』の一節
「子弟者大人之胚胎(秀才者士夫之胚胎)」が元ネタか
意味は「若者は大人の卵(であり、秀才は成功者の卵である)」
その後は此時、若火力不到、陶鋳不純、他日、渉世立朝、終難成個令器。(成長過程にある活人は、適正な厳しさを以て未来の人材を育成していないと、未来を支える人材を失う事になりまってしまう)」と続くので、今後の主役を担うとされているルークに対する期待と憂いを感じさせます

敗北時
若返り!?
忍術ってのは、何でもありかよ。




 この記事へのコメント

  1. LOKI より:

    対FANG様の台詞についてちょっとしググってきた。

    マムシを愛しているからといって撫(な)でたりすれば、その毒を受けてしまうだろう。虎や豹が嫌いだからといって殴(なぐ)りかかれば、噛まれてしまうだろう。小人の対処は、遠ざけず近づけずを心がけよ。
    (愛?蝮而撫摩之、鮮不受其毒矣。悪虎豹而搏之、鮮不受其噬矣。処小人、在不遠不近之間。)

    呂坤『呻吟語』 より出典だそうです。

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